昨日質問が寄せられてきたのでコマンドラインからEXIFを削除する方法を当BLOGほかに載せました。

少しまえ購読紙の電子版をざっと読んでいて感じたことがあります。

悪意のある加工を施されてしまっては全く無意味なのですが、報道写真こそEXIFを削除しないでほしいということです。

「戦争の最初の犠牲者は真実である」とよく言われますが、「侵攻」が「侵略」と呼ばれる現段階になった時点であるからこそ「真実」はより正しく共有すべきだと思うのです。

現在SNSで拡散しているウクライナの市民にテイムされたロシア兵の泣きっ面の画像も地下室で怯えるウクライナの幼児の画像もおそらく「真実」です。

しかし、この「真実」に加工を施そうとする行為はすべて戦争の原動力になってしまいます。

厭戦気分で前線に立つロシア歩兵。

プーチンから遠ければ遠いほど士気などあるはずがない。

ほぼ負傷する危険性の低い先端技術兵器を操る兵にもこの厭戦気分が伝播してずっと「固まって」くれればいい … 。

「真実」を切り取った一コマの画像が残虐な行為を雄弁に語り始めるのはこれからです。

現地の人々そして世界中の人々がフェイクに翻弄されないように素の「EXIF情報」は残しておいてください。

そう願っています。

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