Wiki.js(その3)
本日もWiki.jsに関する記事投稿です。
世事からは離れましょう …
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上の画像はブラウザ(Wiki.jsのワークスペース)とホスト側(プロセス)を同時にスクショしたものです。
セットアップ手順をNotionにスクラップするために撮ったもののうちの一コマとメニュー画面の合成となっています。
Dockerを使っていないため1ディスプレイの左右画面分割だけで(視覚的には)十分実用的に編集作業やシステムのモニタリングができます。
デバイス単体でのMac(macOS) on Multipass(ubuntu)によってクライアント〜アプリケーション・サーバーを構成するためにはこの手法がベストとは言い難い部分も当然あります。
しかしながら試行錯誤の末にMultipass(ubuntu)インスタンスのうちのひとつを Wiki.js 専用のアプリケーション・サーバーに充てるセットアップ手法が適当であろうという評価に至ったわけです。
繰り返しになりますが、Docker は使いません。
当初はNode.js関連のツールを1台(1インスタンス)に集約する手法を採用しようと考えていました。
Wiki.jsもあくまでもひとつのアプリとして扱うことが出来るのではないかと仮定していたわけです。
しかしながら、Wiki.js は「記事(コンテンツ)」のレンダリングの際に思いのほか負荷がかかるため、実用性と安定性を重視するなら1インスタンスにWiki.js とそのDependence(ツール)のみの構成とするのが望ましいように思えてきたわけです。
Multipassは1インスタンスに1アプリで使い分ける。
この使い方(セットアップ手法も含めて)がジャストフィットなのかもしれません。
そしてまた、セットアップ手順も比較的単純であるとも思っています。
非力なMacでも実用可能とする、つまりデバイスに高性能を求めないという方針を貫くならこのセットアップ手法で良いかもしれません。
ネット上で散見されるWiki.jsに関する記事の多くはDockerを用いた構築事例を紹介したものです。
仮想マシン上のDockerでは基盤となるデバイスのマシンスペックがそれなりに高くないとWiki.jsのレスポンスは実用に足りるレベルには達しないことでしょう。
デバイス単体でセットアップする場合のWiki.jsはあくまでアプリのひとつとして割り切って利活用するべきではないでしょうか。
このような高機能で使いやすいツールのことをもっと広く知ってもらいたいものです。
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本記事では、Mac(macOS) on Multipass(ubuntu)としていますが、この間 64bit PC(Zorin OS) on Multipass(ubuntu)や 64bit PC(Windows 10) on Multipass(ubuntu)でも試行しています。
Docker使わない、も共通 …
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上の画像はWiki.jsのエディタの様子をスクショしたものです。
UMLも編集可能なのです。
この点など本当に良いですね。
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